具体的に説明することが、結果として他人から信頼されることにつながります。
なぜなら抽象的な説明では、内容に根拠があるように感じないからです。
ですから、具体的に説明することを意識することが大切です。
今回も、ジョセフ・シュガーマンの
の心理的トリガーの解説をしてきます。
シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは
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■具体性が信頼性を高める
今回紹介する心理的トリガーは「具体性」です。
冒頭で説明した様に、人に信頼してもらうためには具体性を高めて行くことが大切です。
具体的な説明だからこそ、聞くに値する価値を見出すのです。
具体性がなく抽象的な内容だと、人は内容を信頼することが出来ないのです。
例えば
あなたの部下が仕事で大きなミスをして、顛末書を書かなくてはいけなくなったとします。
顛末書に書くべき内容は、
なぜそうなったのか?同じことを繰り返さない様にどんな対策をするのか?反省しているのか?
このような事を、具体的に細かく顛末書に書いていくものですが、
もし部下が具体的に書かずに
「私の不注意でした反省してます。同じことは繰り返しません。」
と抽象的に書いて提出したとしたら、あなたは部下が反省していると信用することが出来でしょうか?
こんな内容では、部下が反省していると信用することは出来ないでしょう。
それどころか、自分がミスをしたことを理解していないのではないかと、疑うのではないでしょうか?
なぜ信用することが出来ないのかと言えば、内容が具体性に欠いているからです。
何に対して不注意だと認識しているのか?繰り返さないためにどんな対策を徹底するのか?
こういったことが具体的に書かれているから信頼できるのです。
ですから、内容の信頼性を高めるには、具体性を高めるようにすることが大切なのです。
■信頼されたければ具体的に書け
相手から信頼されるには具体性を高めることが重要です
商品を販売するのであれば、商品の特徴を具体的に言いましょう。
例えば
「このレコーダーのHDDは2TBです」
ではなくて
「このレコーダーは最大で500時間録画できます」
という感じで具体的に説明して、内容に信憑性を高めて行くことが大切です。
商品を販売すること以外でも、誰かに信頼してもらうためには具体性は非常に重要です。
例えばSNSの場合だとプロフィールを具体的に書くことが大切です。
プロフィールを見た時に、具体性に欠いた内容ではフォロワーを増やすことは難しいと思います。
プロフィールが具体的に書かれていないような、素性の分からない人間を信頼することは不可能ですし、そんな相手をフォローすることはないと思います。
ですから、フォロワーを増やしたいのであればプロフィールを細かく具体的に書いた方がいいでしょう。
転職でも具体性は非常に重要な要素です
履歴書や職務経歴書を書く時に、具体的に細かく書けば信頼性が高まるので採用されやすくなるはずです。
志望動機や特技などの項目を細かく書いたほうが、印象が良くなりますし、経歴などは仕事内容や実績などは具体的に書いた方が、まじめな印象を与えられることは間違いないでしょう。
もし、転職活動で苦戦しているなら履歴書や職務経歴書を具体的に書いてないことが原因かもしれません。
これから転職活動を始めようと考えている人は、履歴書や職務経歴書を書くように心がけましょう。
具体性を意識するだけで他人の信頼性を高める事が可能です、ぜひ意識してみてください。
シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは